煙にまく

近頃すっかりワルモノな煙草。



何だか色々な意図を感じるよーな気もすんねんけど、それもまた、あたしに相応しい気がするから、よしということで。



風邪引いたりで喉がいたーいときも、




煙草の煙で消毒すんねん。



ネオシーダーちゃうちゅうねんみたいな、意味不明な理屈でケムにまくわけですわね。





煙草の煙の中で育った。




家人の一人が、大学紛争のとき、学内に閉じ込められ続けたんがきっかけで蛇なスモーカーになったらしい。



家のなか、全てのポイントに、子供部屋にすら灰皿が置かれてたんはどうかと思うが。



まあ、めんどくさい話・生返事しかしようのない話を聞かされる時は便利。




ここで吸ったらあかんとかコレが終わるまで吸うたらいかんということになれば、1日吸わなくても居られるのんで、特に不便でもない。




吸わない人と隔てられるのも、棲み分けられるから気ぃ使わずに済むし。




つうか、分煙化が進んで気楽になった分もあんねん。



たいていの人はそんなにタバコを我慢できひんとは思てへんので、



めんどうやな〜と思たとき、



ごめん、煙吸ってきますヮ




と逃げ場があるし。



喫煙所に入ったら、


もう結界を越えて入ってけえへんもん。





境界がない世界が望ましいと思うヒトは多いみたいやけどね、




あたしはあるほうがいいかなあ。




闇雲に理解し合うべきとかゆわんでも。


だって「理解し合う」とか言うても、思わぬポイントが絶対譲れないところだったりすると、妥協できひんわけやん。




そうすっと、それは「妥協させる」ための争いのメビウスの輪になるだけやん。




無理。