気合がたらんのとちゃうか。
あー、もうすぐ晩連多淫、あれ?
あ、バレンタインデーですね。
あげたことはあるけど、もらうほうがちょとおおい。
甘いものが大量にあるのが、なんとなく恐い。
辛党なんですよ。
食事のときに一気にたくさん食べるので、間食は取らないし、おやつを出されると正直閉口する。が、みんなはおやつが好きみたいなので、出す。おやつを作ってあげたりするのは好きだ。
面白いから。
一昨年にもらったチョコレートがまだ冷凍庫にいた。
ので、パンプディングのようなものを作って、明け方血糖値を上げる朝ご飯としてミルクと一緒に食べてみました。
材料:卵、片栗粉(コンスターチのほうが多分良い)、ミルク、砂糖(マクドナルドのスティックシュガーを流用)、バター、食パンのなれのはて(もちろんフランスパンの端っこでも可。カレーパンなどは避けてください)、ブランデー(がなければバニラエッセンス、もなければ、醤油)とチョコレート。
作り方:食パンはちぎってミルクを振りかけて柔らかくしておく。
なべに卵、砂糖、片栗粉、ミルクを入れて、味を見てみて、「あ、こんくらいかなあ」と砂糖の量を調節しよう。片栗粉は多いとぽってり、少なければゆるゆるになるけど、大抵は何とかなるので、適当で良い。スプーンで入れる限りはな。
なべを火にかけ、割り箸(使用済みで良い)でかき混ぜながら弱火で加熱。硬すぎっぽかったら、ここでミルクを足して(ミルクが切れていたら、水でもいいし、コーヒーや紅茶〈飲みかけでも自分が気にならなきゃオッケー〉を足すとまた違うフレーバーやね)それなりにごまかせる。
バターで焦げ目をつけた食パンをグラタン皿だかココット皿だかに載せ、ブランデーまたはバニラエッセンスまたは醤油をちょろっとたらし、なべのカスタードソースもどきを流し込み、チョコレートをばら撒いて、オーブントースターで焼く。
以上。
醤油はバニラエッセンスと似た成分が含まれているので、クッキーを焼くときなどにも、代用が可能です。エッセンスと同様、たらす程度でね。
あ、話がそれた。
バレンタインデーの話だった。っけ?
うん、そうそう。
いつも思うんだけど、手作りに気合が入っている女の子、結構多い。
ほんでもって、いつも思うんだけど、みんな、「心さえこもってりゃええ」と、どうも思い過ぎなんである。
徹夜した、とか、自分の思いを込めた、ということに酔い痴れすぎやねーん。もらった相手の身にならなさすぎっす。ほんとうに好きなんかいな。恋をしている自分のことばかり見てる気がするなあ、僕ぁ。
味見もしてへん、初めて作ったチョコケーキ、とか。
そんなんどこへ着ていくねん、というセーターとか。
「手作りは重たい」とかいう以前に、実用にあまりにもたえられへんものを、よく平気で好きなヒトに渡せるなあ、と、内心びっくりする。
ほんまに好きなんやったら、テストの一夜漬けとちゃうねんから、いくつか練習してみてからにしたれや。
金がない、時間がない、とか、そんなんをどうにかこうにかするのが、恋の力だ。
多分な。