i can’t help laughing
Aのキーのききがわるーい。
昔愛用してたタイプライターもAのキーが硬かったんで、薬指で打つ癖がついてたのを直すのが大変やったわー。
あるとき、ある人があんまり無茶を言うので、キレてみた。
そしたら、一週間ほどして関係ないことでクレームをつけてきた。
それは、どうみても言いがかりやったわけよ。つうか、そのクレームを聞いてきたおっさんが、「わけわからん逆ギレ起こしてるから、流しといて欲しいんやけど、一応伝えた形にせんとまたどんな迷惑かけるからわからんから」と、すまなそうに言うてきた。
本人は「正義のために、仕事のために、言うべきことを言うてやった!」という感じ。
実際、あたしがやらなくてもええねんけど、そいつが「自分だったらもっとうまくできる」とギャーギャーうるさいから、やらせてみたら他から苦情の嵐になったんで、今あたしが引き受けてるんですがね。彼女にその自覚はないようなんである。
そういうのが、彼女の中でどういう脳内変換がされてるのか、ちょっと興味はあるのと、母親であるので、彼女の子供がかわいそうやなあ、というのもあるけど、放っておいたほうがいいんやろな。
しかし、それを聞いたときは、あまりのベタさに笑いを堪えるのが大変で、ああ、今わろたら、さらにキレられてまう!と、手に力ははいらんし。うつむいて我慢してたら、周りから「あいつおかしいから気にせんとき」て慰められてしまうわ、なんとなくおかしな一日。
つーかなー。
どうせ、「意地悪」とか「いやがらせ」をするんやったら、どうしてもっと効果的にできひんかなあ、とか思うわけです。
これやと、「肉を切らせて、骨も断たれて」やんか。
50歳も近いのになあ。と思うとなんだか気の毒でもある。
「誕生日、なんか贈るけど、何がいい?」と、ツレが聞いて来たんで、
酒と花以外、と答えた。
ら、蘭の鉢植えとあいだびゅるはーぱーが届きました。
なぜにゆえに。
実家宛てやったんで、蘭はその場で隣のおばちゃん行き。
サボテンやエアープランツですら枯らし倒したあたしゆえ、世話なんて畏れ多くてできません。
ごっつ手に入りにくい高級な蘭らしくて、おばちゃんがめっちゃ喜んでくれて、ごみだしやら、手作りのお惣菜をくれたりとか、熱心に実家の世話を焼いてくれてるので、病人がいる実家としては大変助かってるのでした。
これを見越してたとしてら、すげー慧眼やなあ、ツレよ。
そうして、やっとウィスキーの封を切った。
水割りは好きやない。
ストレートと、氷入りのミネラルウォーターで。
香りがええなあ。
レーズンバター。
わさび漬け。
きゅうりとにんじんとセロリのスティックサラダ。アボガドマヨネーズ。
サンディ・トムを聴きながら。
さんくす。
と、メールを打つ。
ヤツの誕生日には、と。
ゆるく作戦をたててみる。