ほろほろ
毎日車に乗って移動してんので、以前ほど酒を飲めなくなりました。
せいぜい呑んでもビールロング缶を3、4本程度である。
車を駐車場にしまって、さあ、もう寝る。もううちから出えへんで!と、いそいそ冷蔵庫を開けるんである。
そういうわけで、更新の時は常に酒気帯びでござる。
このごろお気に入りなのが、『待宵草』というブログで、Cさんて方がなかなか。
酒にとっては女神のような感じって感じ?いや、一緒に仕事するヒトにとってもそうっぽいぞ。
書きこむとこれまたつぼにはまるお返事をもらえて、あたしはおっさんのように喜んでおるのです。
昔からの友人は酒関係の仕事に携わっている奴も多いのですが、今現在の周囲には酒をたしなむヒトが比較的少ない。いても、共に酌み交わすタイミングがつかめないので淋しいことです。
まあ、それはあたしが二足のワラジを履いているからしょうがない。
両親にいたっては、二人とも酒が呑めない。
乳は、あ、いや、父親はビールのいっちばんちっこいやつで眠ってしまう。
母は日本酒をおちょこの糸尻にたらしたのをなめただけで立ち上がられなくなってしまう。
祖父は昔釣り宿で振舞われた粕汁で泥酔し二日酔いとなり、結局釣りに行けなくなったらしい。
遺伝て何かなあ。
そんなもんで、実家に届いた酒類はあたしのもんです。
ですが、そんな実家であるので、酒をのんだ姿は見せられなくて困ります。
「りんちゃん、どうしてお酒が呑めるのに、酔っ払うの?」と母にスで聞かれて返答に困ったがな。
母は「酒が飲める」と「酒に飲まれない」とを混同しておるらしい。
ああ、娘が学生時代にどれほど酒で失敗したか、知ったらあのヒトらは失神してしまうかも知れぬ。
なので、言わない。
「はーーーーい、そめのすけそめたろうでぇす!」と、割り箸に皿をのっけて回そうとして、がらがらがっしゃーん。
「わー」
持ってたグラスと共に大ごけして、ひじを縫ったなんて。
「どわ〜。先輩、俺の目、俺の目を見てくださいっ!これが酔ってる人間の目ですか!?」
うん、目だね。
ていうか、キミ、おしっこ漏れてるし。
ジーンズとパンツ脱がして、お湯で絞ったタオルでふいて、新しいパンツとジャージを穿かせたら、またゲロだらけにしたので、怒りのあまり、頭を踏んでやったが、気をとりなおして、もう一回着替えさせて、そのついでにちんちんの先に「アホ」と油性ペンで落書きしてやった、なんて。
先輩の中で、ウイスキーを日本酒やビールのペースでつぎまくるドアホがおったので(当時の体育会系の部活では先輩からつがれた酒は一気呑みせねばならなかった。味わうことができないので、酒に対して大変無礼である)ビンの中身をウーロン茶を入れ替えてやったらばれて殴られたので、馬乗りになって殴り返して相手の奥歯を折ってしまったが「酔っ払っていたので覚えていない振り」でやり過ごしたことがあるなんて。
知らないほうがびゅーちふる。
今夜の酒:SUNNTORY BREWERY
東亜酒造 風雪 まろやか焼酎(ロック) (名前はダサいがうまい)
今夜の肴:「風に吹かれて豆腐屋ジョニー」という名の豆腐をわさび醤油で。
ハマグリの酒蒸しと三つ葉。
大葉(しその葉)と大根の千切りをイタリアンドレッシングで合えたやつ。