めんど

 なんかごちゃごちゃしてたので、あからさまなゴミだけ捨てた。


 
 のは、一体いつの話だっけかね。



 ぼーっと歯を磨こうと、チューブを絞ったらさ。


 黒っぽいの。




 


 あれ?




 毛穴パックだった。



 いつ買ったやつだっけ。



 こういうパックは、美容のためじゃないなあ。



 面白いから。



 一回はがした後にもう一度やると、また角栓が取れるので、ついゲームのように、顔が真っ赤っかになるまでやってしまうので、危険であります、隊長。


 基本的に毎日顔を洗うのさえめんどくさいのです。お風呂は嫌いじゃないけど、やっぱりめんどうなのです。入ってしまうと、そのあとだらだらしてしまうのです。入らなくてもだらだらするのですが、だらだら度が高まるの!

 


 


 まあ、今月もどっさり怒ってたりするけど(内心に留める努力!ぢゃ!あたしよ!)、まあ、(まあが多すぎ)、おまえ等なめとるな、とか思うわけやん。



 天変地異など、この世を生きていく中、何が起こるかわからんわけです。リスクだらけです。これだけ情報が氾濫しているんやから、そんなん丸分かりやと思うのです。そういう世の中に、子供を作る、オノレの子供にこの世の中で人生を送らせる、という選択したんは自分等であって世間ではないという自覚を持て、親。腹くくれ。


 

 別に、10代とかね、社会人デビューしたての人間やったら、しょうがないと思うことも多いのです。
 だけど、その道に入って、10年、20年、それ以上になるかというのに、自分の担当や専門の仕事や、その業種の常識・初歩的知識がなくてどうするですか。バカですか?ていうか、もしかして、「こいつ無能」という視線を一身に浴びたい、とかその手のフェチですか?
 で、あからさまなミスを、ああああああああ、まあああああああ、りいいいいいいいい、に、繰り返すので、指摘すると、
 「接待」とか申し出てくるのはやめてくれ。


 あたしにとって、おごってもらう、ちうのはですね、「相手を立てる」というのに等しい。だから疲れるんですけど。疲れるタダメシ食うなら、自腹で食うわ。

 贈り物もいらない。まあ、食い物だったらおすそ分けできるから、まだしもという場合もあるが、それでも、アンタ、いきなり「新巻鮭」を真夏に一人暮しの部屋に送りつけられたときは困ったで。冷蔵庫にも入らんし。「おすそ分け」のためだけに、仕事をキャンセルして駆けずり回った、ああああの、なああつううの、ひぃぃぃぃいっ(最後悲鳴)。ああ、ケツメイシ

 ていうか、もらいものって、食べ物でない場合、捨てにくいし、ヒトにあげるのもためらわれたりするので始末に困る。自分のものなら、ガンガンあげたりできるのにねえ。モノに執着ないし。タダで気に入らないもの、より、自分で購入した「気に入ったもの」または「自分が納得したもの」があったらいいし、自分より必要なヒトがいたら、さっさとあげてしまう。結果、もらった気に入らないものと、あげるにはぼろ過ぎてどうかなあ、みたいなガラクタに囲まれている参上、て、忍者ですか?惨状でござるよ。にんにん。



 などと、煮詰まっておったわけですが。



 ある仕事先に、思ったより30分以上早く着いた、その夕暮れ。ていうか、もう夜やん?な時刻。


 そんなにワカモノにはメジャーでない、ハイキングコース、みたいな場所の休息所に車を停めて、便所で1時間半の高速道路でのドライブで冷や汗の原因となった、大量の水分を処分して、すっきりさわやかな気分で、じうきさんのところ(http://d.hatena.ne.jp/ju-ki/20060628)を携帯で見てたわけだ。まわりには人っ子一人いないし。


 で、「あ」と思うことがあって、コメントを書きこもうとした。




 と、そのとき。


 ふと気配を感じて、顔をあげると。



 40〜50歳くらいかなあ。

 
 わっざとらしい、茶色のロングのカツラ。


 白鳥の湖でも踊るんか?のような、総白レースのキャミソールワンピ(ちょうミニ丈)、スケスケのカーディガン、真っ白な編み上げブーツ。


 のデカイおっさんが、あたしの目の前を通りすぎていった。


 薄暗いが、街灯の明かりが、彼の日に焼けた、たくましい胸筋と喉仏を照らしていたよ。





 …。



 何を思ってたのか、ずっぽり忘れたやんけ。


 しかも一人だし!至近距離過ぎて、撮影なんてできないし!



 この衝撃を、誰とも共有できないなんて。



 メール送りました。


 「いいなあ、関西って。そういうオッサンが普通に出没して」



 いや、それ、アンタ、関西を誤解してるから!

 
 普通に出没してるなら、驚いてないから、あたし!


 などと、バグっとる、間に、六月は去る。



 そして、結局じうきさんのとこに何を書こうと思ってたのか、思い出せない。誰か思い出してください。むりです。



 そして、さっき、捨てようと思って、持ち上げたペットボトルのお茶(忘れてて表面にカビが浮いていた)を、ゴミ箱の直前で無意識に飲み干してしまった。




 こんなことで、下半期が思いやられる。


 やられるが、それでも、明日はやってくる。



 ので、



 来月も、こうもんそのたに気をつけて。



 まる。