なつなつなつなつここなつ

 決して好きな唄でもないのにサビの部分だけがエンドレスで脳内をぐるぐるするのは苦しいぜ。


 カニエウエストは好きやねんけど、どうしても蟹江敬三の顔がサブリミナルに脳裏をうろちょろしてしまうのもどうにかしたい。ような気もするが、別に蟹江敬三が嫌いなわけじゃないから、まいっか。


 蟹江敬三といえば、カニカニと言えば、シーフード(強引)ですが、女性は「シーフード好き」と、一部で決め付けられているよーな気がする。

 いや、別に嫌いじゃないけどさ。


 がっつり食いたい時は、やっぱ肉。カルビ。サーロイン。豚バラ。フライドチキン。ああ、今あたしは肉に飢えている。いや、今日も食ったけどさ、肉。ちょびっとだけだけど。やっぱり300gとかそれ以上食わないと「食った」感からは程遠いよなあ。


 シーフードが出てきたら、「きゃーごちそう!」とは思えないのよね。そらエビカニおいしいよ。イカもうまいさ。タコもうまいし、シャケもうまいよ。しかしそれらは秋以降の食べ物な感じがしてしまうの。いや、夏食ってもうまいよ、うまいが。夏は代謝が激しいので肉体がカロリーを要求してるのだ。脂肪分を要求しているのだ!たぶん。だって試しに一日の摂取カロリーを計算してみたら、3000〜4000kcalくらい摂ってるの!でも体重は落ちてるの!別に胃腸に異常はないの!疲れてるけど元気なの!美容とかもうそんなもんはどうでもええねん。たまに会う相方(仮名。人類たぶん)が、見る度肥えとるのが腹立つ。カレー呑んでるんか?そんであたしの首根っこを抱え込んだり腕とかシャツをひっつかんで眠るな。別にどこへもいかへんし。寝られへんやんけ(八つ当たり)。なんで確実にあたしの方がたくさん食ってるのに、ナニ、この体重の差は?燃費が違うの?不公平。ついむかむかして腹の肉をパンパンしてしまう。

 神よ、もっと肉を!

 

 て、誰に訴えとるんだ。


 腹減った。



 今日は珍しく夕方家に帰ったら暑かったので、シャワー浴びて、キュウリと茗荷を刻んで、すり鉢出して。白ゴマをごりごり。ダシの素ごりごり。ミソ入れてごりごり。茹でた枝豆の中身も軽くごりごり。美味しい水入れてごり。水切りした豆腐をいれてさくっと混ぜて。水洗いした飯をどんぶりに。その上にざざーとすり鉢のんをぶっかけて。水ナスの漬物を手で裂いて。これをパンいちで胡座かいて、ざくざく食った。うんまい。うんまかったけど、腹には溜まらない。


 1時間もしたら腹減って腹減って。


 しし唐とぐつぐつ煮てる豚の角煮(明日のオカズ予定)を今食うか、深く迷っている、苦悩している最中なのでした。


 迷う余りに、ビールも3本空けてしまつた。


 その間にチーズも食ったし、実は一緒に煮てるゆで卵も一個食ってしまった。にんじんとキュウリのスティックも食った(わさびマヨネーズで)。


 とか言うてたらもうすぐ今日が終わるやんけ。


 と、今気がついたよ!


 寝る。




 まあ、迷ってるとかゆーわけでもないが、仕事のオファーとか私生活のオファーとかが来てるわけです。



 どれも引越さなあかんわけです。一つは国内じゃねーし。


 めんどう。だから断ってたんだけど、また来た。


 なんだか困惑するのは、別に楽して巨額の利を得たいわけやないねんけどな、あたし、つうのが、あんまり通用せえへんのですかね、という。

 生きがい、やりがいてのもわからんの。それはヨソから与えられるものではなくて自分で作り出していけばええんでないの。

 他人から、そら全然認められなかったら仕事自体ができひんわけなので困るかもしれないが、すごい!とか思われたいわけでもないの。

 社会的地位つうのも、別にあったらそれだけ社会的責任つうのも増すわけだから、めんどうくさいの。


 あたしは「言いたいこと言い」なので、単品で動きたい。自分にとって「有利」とか、そういう立ち位置でモノ考えたないねん。
 実際、時給換算で800円の仕事だろうが、1万円の仕事だろうが、あたしの中ではどっちが上ちうこともなく、そこで要求されている以上のことがこなせるかどうかしかないねんて。


 と、いうのが「建前」と思われて、勝手に条件をざくざく引き上げられて駆け引きされるのがかなわん。


 


 とか思ってるうちに角煮一個食ってもた。


 あかんあかん。


 あきませんね。



 
 
 暑いのがよくない。ということにしておこう。


 うん。


 明日は肉食う。