きっみのなまえはあるつ、ぼっくのなっまえは

はいまー、ふううたりあわせて、







 昼飯は特にがっつり食う。


 



 どのくらいかというと、


 「あとうは一日一回しか、もしくは二日分を一度に食らってるんではないか」という噂が一部でまことしやかに囁かれている、と教えてくれたお友達、ありあとう。



 つうか、みんな食べなさ過ぎだと思う。



 が、


 「うわー、胃ぃ膨らんでへん。どこに入ってんねん」て、食事中にいきなりヒトのお腹を触ってくんのはハンソクやで。



 というくらい、間食はしない分、がっつり食う。


 
 で、食ったあと



 ふーと、満足なため息の後、つい



 あー…、お腹空いた…



 と、つぶやいてしまった。



 


 「え!」



 と、みんなの顔が。



 あ!いや、ほんまは


 はぁー、おなかいっぱい!


 て、言いたかったの!



 だってアンタの分のサラダとあなたの分の餃子と君の分の春巻きまでもらってんねんもん。



 いくらなんでも。



 ていうより、脳的にやばい。







 話かわるけど、あんじぇらあき、と言うヒトのおしゃべりを聴いた。



 このヒトの関西弁は、関西弁であることを確認しながら喋ってる感じがした。関西人であることをアイデンティティーとして強く意識してるってことなのかなあ。言葉そのものも、ひとつひとつ確かめながら、選んでるみたい。声に出した言葉が、自分の意図した意味として響いてるのか、を。まあ、そういう印象をもったっちうだけで、数分でわかれば苦労はないなあ。