よーわからん

 

 いやいや。かなりの分量で、きっとあたしにはヒトの気持ちがわからんのかもしれん。

 つか、わからなかったので、昔はヒジョーに困ったし、今もわからずに困っている。




 なぜ、地位とかそーゆーので、こちらを押さえようとするのに、わざわざ自分からボロばっかり出してくるかなあ。と、脱力する毎日。なんつかね、ものの5分で嘘だって裏がとれる嘘を連打できるのかなあ。それでますます自分で自分を不利にしてるってことになんで気が付かないのか、めちゃ不思議。こんなにあたしに有利な情報を証拠付きで無自覚に提供してくるよーなへなちょこな相手を、叩き潰しちゃって、ええのんかなあ、という気ぃなっても来てモチベーションがかんなり下がってきてるん。あたしは怒りを持続しにくいねん。でもなー、あっちは全然自覚が無くて、しょうもない手というかヤブヘビばかりつついてきて、ほんまにうんざりしてるし、ここらで叩いておかないと他にも迷惑が続いてキリがない。恐らく今の流れでいうと、そのヒトビトは減給くらいで済めば軽い方で、調べた限りでは首が飛んでもおかしくなさそうなんだけどなー。大きな子供もいるヒトばかりなので、あたしも手加減してあげたいけど、そうもいかないようで気が滅入る。



 あたしには誉められたいという気分が比較的少ないみたい。誉められる、ていうのがモチベーションになりにくい。自分のしたことが正しく機能したのかしているのか、が気になる。自分の推測が当たっているのか、対処が他にもあったのか、とかが気になる。



 すごいナルシストなんかもしれへん。










 ヒトが「〜したい」というと、割と真に受ける方なんだけど、端から見とると、〜出来る方には全く向かっていないのを見ると、どうも、そのヒトは「〜したい」と思いたいだけで、実際にはやりたくなくて、無意識に拒否反応を示しているんではないかと思ったりもする。というか、あたしはそういう傾向があった時期があるんだけども。何かを目指しているとか、前向きに頑張っています、とか、世間の一般的な方向から外れていると、外れることの大義名分を世の中の人々は求めてくるから、そのプレッシャーに対抗するために、とにかくナンカ言うてみとかなあかんような強迫観念に囚われているだけではないのかのか?



 職業柄なのか、もともとの性格がそうなんかわからんが、ヒトの言うたことに対して「本当は何を求めているのか」を考えてしまう。


 何百人もの筆跡やその書く仕草、目の配り方、なんかを見てきて、勉強に関しては、大体こういう傾向にあるな、とか、割と判断がつくようになったけど、ネット上やメールではまだわからないことが多い。ので、知りたい自分がいる。どっちでもええやんな自分もいる。



 求めているなら、求める方向へ行け、と思う。



 あたしは別に求めてないから、ほっとけ、と思う。



 あたしは求めている事はないけど、望まない事や納得が行かない事はたくさんあるので、それはあたしにふってくんな、と思う。それさえクリアして、あたしをうまく利用するなら、別にそんでええんとちゃうん、と思う。




 得をしたいなら、しょうもない策を弄して、わざわざ損するなよ、と思う。


 あたしは、そういう「得」はいらんので、おまえらと一緒にしてくれるな、と思う。



 思う。思う。思う。






















 あたしが、そのセリフを言いながら、


 本当は、コイツは、実の親に言って欲しかっただろうな、とか、



 思う。





 せつないと思う。




 そのせつなさを、その血を分けた親が、全く理解できないのが、あたしにはわからないし、恐らくどんな力を使っても、ねじ伏せることはできても理解はしてもらえないのだろう。



 



 そう思うと、結局何をやってもムダな気ぃもしてくる。



 それでも、百、千、万と蒔いた種のうち、一つでも芽ぇが出たら、それでええんとちゃうか、とも思ったりもする。







 まあ、思うだけでは、何も変わらんしね。




 思うだけでなんとかなるなら、ヒトに肉体はいらない。








 高野文子の「黄色い本」を見つけて買うた。




 以前持ってたけど、無くしてた。




 チボー家の人々を再読しようかな。今度は原書で。






 
 
  



 こないだ、ある男の子とあるってて、彼氏と間違われたので、おもくそ笑った。だって、その子の母親が、あたしより年下やねんで。その子のほんとの彼女と抱き合って笑い転げてたら、その子は不満そうでした。



 まあ、そらそやろね。