Wherever you may go


なんやようわからんが激読まれとるなあ。携帯からそんなに読むと目ぇいわさんかなあ。





あたしは関西育ちなんやけども、かなり大きくなるまで関西弁というものが喋れんかった。



接する人がかなり限られていたのと、その人々の中に関西弁を話すヒトが僅かだったからやろな。



大人になって、関西を出て初めて関西弁を操れるようになった。



だけど基本的には1日でその土地の言葉がうつってしまうので自己申告しなければ関西人と思われることはない。



ついでに言えば、日本以外の場所でも、自己申告しないかぎり日本人だと思われることもない。




それで関西人や日本人についての悪口をえんえん聞かされるわけです。




こりゃあたまらんなあ。



ということで




あたしも関西人なんですよ、とか、日本人なんですよ、とか言うわけだ。






するとすごくビックリされたのち、あたしの中の『関西人的』『日本人的』特徴を探し出そうと躍起になるねん。



それが結構しつこい。







関西は怖いところ。てゆーイメージもあるみたいやね。




逆にあたしは『東京は怖い』という話もよく聞かされる。




原宿から個人タクシーに乗ったら逆方向に走られて、




わたし、××(土地の名)へ、て言いましたよね?



と言うたが運転手は無言のまま。





一度新幹線で隣に座ったヤクザのおっちゃんから教わったレクチャー通りにして助かった。






毎年渋谷を中心に多くの人間が消息を断っている。



そこにヒトがいる限り、どの土地でも危険はあるんやと思う。



ただ、生まれ育った場所だと、小さい頃から大人からあれこれ注意を受けたりもして、土地勘が磨かれ、長じて他の土地に対しても応用を利かせるようになるため、難を無意識に逃れることができるというのはあるかもしれない(今はそういう勘を親たちが育てていないので余計に事件が増えてるのではないか)。





地域差、ちうものは、あたしも感じることはあるけど、今世論で取り沙汰されている問題に関して言えば、土地柄がどうのこうのというんとは別問題な気ぃがすんなあ。