トウヒのてのひら - とか気分とか

土屋くんがさあ。

なんか、アイメイク忘れた、寝起きのけんなおこに見えるのが気になるんですけど！

そして、ときどき、あたしが最も見たい、みっくかーんの前に立ちはだかって、異様に他と違うノリの踊りを披露するのも、困惑するんですけど！

Quiet　Life　のジャケットでのみっくかーんの掌の大きさ、カエルみたいに指の先っぽが膨らみ気味なのが、なんだが好きで、こうゆう手に、自分もなりたかった。

あのひと、目と頭がそして手が、全体のバランスとしては、かなりでかい。

眉毛のない、みっくかーんの顔が、多分あたしの一番好きな顔なんやと思う。

眉毛があると、他のつくりも大きいから、すんごいうるさいような気がした。

耽美とか。

そうゆうのは、あんまり感じなかった。

途中で脱退したろぶでぃーんが、こういう顔の、こうるさそうなばあさんいるよな、（ろってんまいやーさん的ちゅうか）、とか思ってたけど。

それまで、まわりから与えられてた歌（ビートルズとかカーペンターズとか）なんかと、文節や音節の区切り方・語句の選び方が違っていて、そしてそれが、あたしの気分にしっくりきた。

ふれっとれすべーすの異質な音の中に溺れてたくなる。

とゆージコトウヒ。

あんばらんす。

人の多くが欲しがる、後で付け足せない、そういうもののいくつかを、生まれつき、あたしは持ってる。

それをあたしは知っている。

そして

人の多くが欲しがる、後でも付け足し可能なものの多くを、あたしは持っていない。

どちらも、そんなに欲しいものなのか、わからない。

しかし、もともとそれさえあれば、あとからのものはいくらでも得られるだろう、という認識の下にハナシは進むわけだ。

それらを持っていない人の方が圧倒的に多くて、持っている人間が少ないというのは、別に後者が選ばれたニンゲンだからではなくて。

汎用性がない。

一般的でない。

ニンゲンという生物には特に必要ではない。

持っていることがすでに異質であり、弾かれるべき特性であること。

そういう認識の下でハナシを受けてとめてしまうから。

そこに接点はどうにもみつけようがない。

そのいくつかを共有していた数少ない仲間は既に鬼籍に入り。

それらを封じ込めることに、ことごとく失敗し、

かといって、有効利用することもできず、

それらを切り捨てることは、あたしという存在を切り捨てるということであるというなら、

どうにもこうにも。

なにをいいたいんか、わからんやろ？

あたしも、わからん。

おおきな掌で、いろんなものを覆いつくしたい。

とかゆうてみる。

なるべく表情には出さないで。