せっぷてんばー
なんだかわからんけども、若く見られる一族のようではある。
家族ごと一回り以上年下に見られていたのが判明。
めんどくせえよ。
むかーし、おしゃれな人になりたかった時代があったような気がする。
その時代が超短かったせいか、それとも老化の影響なのか(昨日なに食ったっけ?ていうか、今日ご飯食べましたかね?ヨシコさん?)、あんまし覚えてないんですけど。
しかし、そゆのはそれほど重要でもなくて、自分がラクやったら別にええやん、と思い出してから、急激に「おしゃれな人」と言われ出した気ぃする。
あたしは、もともとが華道の人なんで、バランスを微妙に崩す、という癖がある。
西洋のフラワーアレンジメントが、大抵左右対称なんに対して、日本のは非対称が基本。
対称なのは、儀式のんだけ。
つまり、対称であるのは、あとからその場に入ってくる人間に対して選択の余地を残さない。
非対称であるのは、空間のバランスを最初崩しておいて、他のものが加わる余地を残しておく、ということ。
日本においては、花は空間の緊張を解くのが役割であって、その場の主役ではない。
部屋にあって、最初に花に気づくとすれば、その花は失敗である。と、教わった。
花器の個性が強いと、中途半端な花では、花器または花材を殺してしまう。
花器も、花も、その場の総ても生かしてこその、華道なんやと。
どれかが突出すれば、どれかが疲弊するのみ、と。
あたしはしんどいのはいやなので。
そういうのが。
おしゃれ、というなら。
まあ、みんな、疲れておるのかもしれへん。